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【事業所のお金の使い方】僕らの財源は税金であるという意識を持とう

こんにちは、リュウです。

今日は事業所のお金の使い方についてのお話です。

普段法人や事業所ではどのようなことに気をつけてお金を使っていますか?お金には限りがあるのでどんな感じで使っているかを参考にしたいと思って。何か使う時に基準としていることってあるんですかね?

こんな質問をうけます。

普段から自分が気をつけていることについて今回は記事にしていこうと思います。

参考までに。

僕らの財源は税金であるという意識を持とう

僕の場合は1つの柱と3つの基準をもって判断しています。

1つの柱とは「財源は税金である」ということを意識しています。

また基準は以下のようなもの。

  1. 長期的な視点
  2. 説明のつくお金の流れ
  3. 最低限の貯蓄

この3つです。なんともかんたんなもので肩透かしでしょうか…。

運営の基盤は「障がい福祉サービス費」

僕らが運営する時に一番”アテ”にするのは利用者が利用してくれることで事業所に支給される「障がい福祉サービス費」。

障害者総合支援法で定められたサービスの多くはこれを支給してもらうことで運営していますね。

事業所を利用してくれる人が多くなればなるほど入ってくるお金は多くなります。

そしてそのお金を使ってサービス提供のための環境を整えますよね。

障害福祉サービス費は元は税金

さて、ではこれらのお金は何処からやってきているのか。

つまりはこのお金の出処はどこかという話です。

障害福祉サービスは国が法律を定めて整備したもの。

国が提供するサービスということは…当然税金が使われているわけですね。

一度支給されてしまえば「税金」ということは忘れがち

考えてみれば当たり前のことですよね。

国が提供すべきとされている「福祉」サービスを僕らの事業所は提供しているので税金は使われますよね。

ただ、元「税金」という感覚はみんな忘れがちなんですよね。

入ってきたお金は自分の事業所のものという意識を持ちます。

これはあながち間違いではないのですが。

そしてそれらお金が次の年に持ち越されてしまえば事業所の貯蓄となりますね。

そうするとさらにそんな意識が強くなっていくんですね。

サービス費はサービス提供のために税金から支払われている

事業所が使うために支給されているお金ではあります。

が、それはあくまでもサービスを提供するために支払われているわけです。

そして何度も言うように「税金」からです。

では、そんなお金がどの様に使われれば僕ら納税者は納得するでしょうか。

僕らが思考の柱としているのはこの1つです。

事業所と民衆の感覚は違う

なぜ思考の柱をこの様に設定するのか。

それは僕らとそれ以外の人とでは見方が違うからなんですね。

先にも書いたように事業所側では「自分たちの事業所のお金」という感覚が強くなりやすいです。

しかしながら事業所以外の人たちは違った感覚を持っていることがあります。

それが「元は税金だろ」という感覚。

別に税金だからといって、なんら大きく制限がかかることはありません。

サービスの提供に必要であれば問題ないのです。

しかしながらお金は「欲」をも生みます。その欲が大きくなれば論理的にずれた話になっていきます。

例えば支援に必要のないものを買いそれが表に出た時に説明できない状況になるなんてことですね。

お金の階層分けが必要

では、このように違うお金への捉え方の違いを知りどのように対処していくべきか。

それは「お金の階層分け」が必要です。

具体的にはこんなカンジでしょうか。

  1. 支給段階のお金
  2. 事業所のお金
  3. 法人のお金
  4. 個人のお金

上から順番に「元は税金」という意味合いの強いものから、給与などとして払い出された後の「個人のお金」という意味の強いものへと変化していきますね。

そしてこれらをどの様に使っているかを自分自身で「理解」していく必要があります。

何やらメンドウな話だと捉える人もいますが、ここの部分をしっかりとしていないともっとメンドウな話になります。

入ってくるまでは「税金」である

障害福祉サービス費として入ってくる段階のお金は最も「税金」という意味合いの強いものです。なので十分に考えて取り扱うことが必要ですね。間違った受給をすれば、不正請求になりますしそのために行政処分の対象になることだってあります。

入ってきても「元は税金」である

入ってきた後も「税金」という意味合いは残ります。かたち上は事業所に入ってきたお金であっても、それらはサービスの提供のために必要なために支給されているお金であるわけなので、当然その用途はきちんと考えて使う必要があります。また、事業所個々のお金が集められて法人としてのお金に変わってくると「税金」という意味合いは薄くなりがちですが、あくまでもサービス提供として必要なお金であることは変わりません。その部分を十分理解しておく必要はありますね。特に法人のお金になった場合には長期的なサービス提供の維持が主な目的となるため、その部分に関しての視点は捨ててはいけませんね。

払い出されたら「個人のお金」である

最終的に個人に払い出された時にはじめて「個人のお金」となります。あくまでも個人のお金なので使い方は自由です。これは税金財源で行われている事業に関係する人みんなそうです。僕らのような事業所だって、公務員だって、違う分野の会社が事業委託されるときでも一緒です。あくまでも個人の給与などで支払われたお金は本人のものとなりますよね。ここではじめて僕らは自由な使い方ができるようになります。

この様にお金の階層をよく考えれば、自然とお金の使い方は見えてくるものです。

当然「お金の階層なんて関係ない。自分たちのお金だ。自由だろ」と言われる方もいますが、実際はそうでもありません。

確かに自由といえば自由ですが、一度そういったお金の使い方が表に出た場合には「深度のある説明」が要求されます。

つまりは事細かな説明を要するということ。

不正受給などをしていた事業所の記事が新聞で取り上げられる時もそうです。

説明に関して色々聞かれはするものの説明がつかない段階になると事業者としての浅はかさが露呈しますし、「大事な税金が〇〇に…」なんて感情を煽るような内容で取り上げられるようになると今後の事業運営は絶望的です。

真っ当に事業を運営したいと思うのであればそんなことにはならないように「お金の階層」については理解しておきましょう。

あとは3つの基準をもって判断する

実はここまでの話で今回の記事のコア部分はほとんど終了です。

あとは3つの基準をもってお金の使い方を考えればいいだけ。

冒頭にも書いたように

  1. 長期的な視点
  2. 説明のつくお金の流れ
  3. 最低限の貯蓄

これら3つです。

長期的な視点

あらゆることに長期的な目で見るようにします。人件費、設備維持費、必要な物品の購入なども。例え多少高いものであっても使用できる期間が長いものを選んだり、他のもので代用するなども考えます。財源は限られているため「消費」や「浪費」ではなく、あくまでも「投資」的な観点で見る必要があります。また、1つの用途に1つの物を購入するのではなく、1つで複数用途に使用できるものかどうかも大切です。

説明のつくお金の流れ

ここまで書いたてきたように僕たちの使うお金は「元は税金」です。自分たちが支払っている税金がどの様に使われているかを知った時に納得が行くかどうかという視点も必要ですね。例えば無駄にハイスペックなPCを購入することは必要か、逆にロースペック過ぎて使えないものを買うのはいかがなものかなど必要性に応じた「妥当性」についても考える必要があります。

最低限の貯蓄

ここでいう最低限の貯蓄というのはもしもの時への備えです。例えば今年なんかは新型コロナウィルスの影響で事業所が閉鎖となったところもあるでしょうから、そういった時に使うためのお金の保有はしておかなければなりません。一方で、貯蓄を気にしすぎて必要なものを買えないということも望ましいことではありません。最初のうちは仕方のないものですが、「投資」的感覚を持ちながら事業所運営に必要なものにお金を使うことは大切です。

もっと簡単に言えばこれら3つは「投資」、「妥当性」、「継続性」なんて言葉に置き換えられるかと思います。

家計と同じ感覚を持つことも大事

経営、運営、事業なんて言葉を使うとなにか特別なことのようにカンジられる方もいます。

ただ、これらの中でのお金の使い方も僕らの生活とそれほど変わらない考え方でうまくいくことも多々あります。

僕らの運営する「法人」もまた「人格」を持つものです。

なので性質的には「人」と同じ部分を持ち合わせているとも言えます。

法人や事業は「使ってくれる人」がいるから成り立ちます。

そのためにはそれら「使ってくれる人」と同じ感覚を持っていくことが共感性を生み、理解を生むのです。

たまに金持ちになっても普通の感覚を失ってはならないということを聞きますが、まさにこのような意味で必要なのだと考えます。

また、法人種別によっては「公益性」を重視する必要があるものも。

個人と法人・事業所との違いは、そういった「個人・家族」といったものから「地域」といったものへと範囲を広げる必要性があることだとも考えます。

1つの柱と3つの基準を大切にしよう

ということで、今回も長くなってきたのでここで終了です。

事業でのお金の使い方は人・法人・事業所によって様々です。

特に「事業」といった枠組みを意識した時には最初は慣れないことなので苦慮することもあります。

僕も「経営」なんて初めてでしたから。

ただ、そこで使われるお金の財源、意味、基準を知ることである程度の道筋は立てることができます。

お金は使い方によって色々な物を生みます。

法人・事業への信頼となって現れることもあれば、利用者の成長であったり、地域の活性化につながることだってあります。

どの使い方をするかは個々で違ってもいいと思います。

ただ、どうせなら良い方向に進めば良いなと僕は考えます。

今回の記事がなにかの折に参考になればと思います。

それでは、また。