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【就労継続支援B型】健全な運営のためにまずは事業の仕組みを知るところからはじめよう

こんにちは、リュウです。

今日は就労継続支援B型(以下、B型)事業のしくみについての記事です。

B型で働いていても事業についてしっかりと理解できていないという人もいるのでは?

今回はそんな人たちのための記事なので、参考にしていただければ幸いです。

 

就労継続支援B型って?

まずはB型の事業について大枠を確認しておきましょう。

B型は「障害者総合支援法」という法律に規定された事業です。

以前は、「作業所」や「授産施設」なんて呼ばれていた時代もあります。

現在の正式名称は「就労継続支援B型」となっています。

 

事業内容を知ろう

B型の場合、事業内容には大きな柱が2つあります。

1つは「日中活動の場」の提供、もう1つは「就労訓練の場」の提供です。

いずれも事業が規定されている法律名からわかるように「障がいを持つ人たち」のために準備されたサービスです。

 

ポイントは「就労」という点

B型と同じように「日中活動の場」を提供する事業として「生活介護」というサービスがあります。

これは俗に「デイサービス」と呼ばれるもので、同じように日中通所して利用者は活動を行います。

ですが、B型の場合はその名にあるように「就労」、言い換えれば「作業」を行います。

日中活動として就労・作業をしてもらったり、訓練を積んで一般就労等にステップアップしていってもらうことが事業の目的です。

 

事業収益に関して知ろう

B型もれっきとした事業なのでボランティアではありません。

なので運営にあたっては収益がなければ運営していくことができません。

収益は利用者がサービスを受けることで報酬が発生します。

それを市町村などに請求することでお金が支払われるという仕組みで成り立っています。

月に1度、前月分を市町村などに請求することで翌月その報酬が支払われています。

例)4月に利用者が利用した分の報酬を5月10日前後までに請求→6月中旬頃に払い込まれる

 

事業収益の大まかなくくり

収益はかんたんに考えて上のような2つに分けて考えることができます。

1つはスタッフがサービスを提供し得られた収益、もう1つは利用者が作業をし得られた収益です。

このうち障害福祉サービス費等が前者にあたり、作業等による売上が後者にあたります。

本当はもっと複雑な部分もありますが、今のところはかんたんに覚えておきましょう。

 

それぞれのお金の使いみち

前者のサービス提供による収益は、事業の継続・拡大のために使われます。

スタッフの人件費や送迎車のリース代、事業所の家賃などサービスに必要なものに使われます。

また、事業拡大やもしもの時のために貯蓄しておくことも必要ですよね。

後者の利用者の作業対価としての収益は、利用者に工賃として支払われます。

国は工賃額の向上を目指すように働きかけているというのはこの作業対価としての収益を上げるようにと言っていると捉えることができますね。

 

事業には指定認可が必要

B型を運営するにあたっては、行政からの指定認可が必要です。

ここでいう行政というのは都道府県や中核市などを指します。

また指定認可を受け運営しているので、数年に1度の実地指導を受けることも必要です。

実地指導というのは定められた基準に沿って運営しているか確認のために行政職員が事業所を訪問して行われる調査のことで、行政から事前の通知を受けた上で指定された日に受ける必要があります。

認可は更新制

運営にあたって受ける指定認可は更新制となっています。

6年に1度の更新が必要となり、その際に必要な書類などを提出することとなります。

更新のしわすれには注意が必要ですよ。

実地指導のための準備も必要

実地指導は先にも書いたように基準に沿った運営がなされているかの確認のために行われます。

確認にあたっては、主に書面・記録に基づいて行われることとなりますので、日頃からきちんと記録はつけておく必要があります。

僕たちが普段つけている記録は支援上必要なものであり、同時にこうした実地指導などの際にきちんと支援を行っているという証明にもなるということを忘れてはなりません。

 

このように、B型の事業所では障害者総合支援法にもとづいた事業が行われます。

主に就労を通して日中活動や就労訓練が行われ、それによって収益を得ていきます。

また、収益は大きく分けて2つにわかれ、サービス提供による収益と利用者が作業をしたことによって得られる収益があり、それぞれ事業の継続に使われたり利用者の工賃として支払われることとなります。

これら事業は都道府県や中核市など行政からの指定認可をうけて運営されることとなり、そのために6年ごとの指定認可の更新や数年に1度の実地指導を受ける必要が出てきます。

今回の記事をまとめると以上のような内容になります。

 

就労継続支援B型の事業を知っていこう

ということで、今回は事業としての基本を簡単にまとめました。

まずはなにより自分たちがどのような事業をしているかを知ることが大事です。

それが、自分たちのしている業務の意味を知ることにつながり、また、そうした理解が業務の意欲や質の向上にもつながっていくのです。

事業を知らずして事業所での業務は務まりませんし、業務が務まらないということは健全な事業運営にはつながっていきません。

1つずつ着実に覚えていきましょう。