【目標設定・人】目標設定は本来の目標よりも高く設定しよう

こんにちは、リュウです。

今日は新年度を迎えたこの時期にはちょうどいいかなという内容。

新年度を迎えると何か新しいことをやってみようと思う人もいるのでは?

そんな時に実践してほしい目標設定の仕方をご紹介します。

目標設定は本来の目標より高く設定

なにか新しいことをはじめる時に行うのが目標設定。

今回の結論をはじめに書いておくならば「本来の目標よりも高い目標」を設定しようということです。

目標設定のプロセスを確認

高い目標を設定するのには理由があります。

それを解説する前に実際に目標設定をする際のことを思い出してみましょうか。

目標達成を100%とします。

すると以下のような過程と完成度の関係性ができます。

例)目標:会議で必要な資料を作成する
過程 行うこと 作業完成度
資料構成を考える 大枠を考える

項目設定

集める情報を確認

25%
必要な情報収集 情報を集める

PC・本・自社データ

50%
まとめる 情報整理・情報選択

文字起こし

75%
完成‼ 製本資料セット 100%

こうした目標設定の仕方の場合、100%まで達した時に目標は達成されますね。

一般的な目標設定はこのような構造になっていることを覚えておきましょう。

その上で高い目標設定の特色を確認していきます。

具体的に以下から見ていきましょう。

本来の目標よりも高いほうが良い理由

本来の目標よりも高い目標に設定すべき大きな理由は1つです。

それは以下のことが理由です。

目標設定しても100%の達成度にたどり着けない人も少なくない

途中で諦めてしまったり、思っていた基準までたどり着けずに困ることもあります。

そして以下のようなことが起こり得ます。

本来はしなければいけないことを達成できなくなってしまう

評価に大きな影響が出る

必要なことなのにそれが達成できないとなると誰かしらこまることがあります。

もう少し落とし込んでいきましょう。

達成できないと誰かが困る目標設定は適切ではない

先に表にしていた「会議資料を作成する」という目標設定を例に考えてみましょう。

この目標の中で大事なのは何でしょうか。

「会議の時に説明に使う資料が出来上がっていること」ですよね。

上手下手は関係なく必要最低限の情報は資料としておきたいですよね。

当然上手にわかりやすい資料ができているといいのですが、それは付加価値レベルのものです。

しかしながら今の目標設定の仕方では、100%になったときのみ資料が出来上がることとなります。

コレでは大事な会議に資料が出来上がっていないこととなりますよね。

そして会議の進行に影響がでて、もしかすると大事なプレゼンが行えないことにもなりかねません。

自分だけでなく仕事仲間、取引先に大きな迷惑をかけることにもなります。

目標設定の仕方を考えよう

それではどのような目標設定をすべきなのか。

これが今回の大事なポイントになってきます。

要は目標設定は何か「達成すべきこと」「達成したいこと」がある時に行います。

ということは、それがまずは「必ず達成できる」ような仕組みを作っておけばいいわけです。

100%に行きつけないのはなぜか

さて、「必ず達成できる」ような仕組みとは言いましたが…。

それを考える上で確認しておきたいのが多くの人が持つ特性です。

前述のとおり、僕らは目標設定をしても100%まで到達しないことがあります。

なぜなのか。

それは目標達成には時間と集中力が必要とされるからです。

コレに関しては以下の書籍でも同じことが書いてあるため参考にしてほしいです。


時間が長いほど集中は途切れる

僕らはなにかに取り組む時は「集中」するわけです。

しかしながら、その集中力は限りがあります。

目標設定が大きなものであればあるほど取り組む期間も長くなります。

高校受験や大学受験をする学生が途中で志望校を変更するのもこのため。

集中できなければ取り組む効果は薄れ、次第に目標と結果は大きくかけ離れたものとなっていきます。

だからといって集中できる時間・期間にも人間には限りがあります。

ということは仕組み自体を変えるしか方法はないですよね。

「目標達成=必要最低限レベル」の目標設定はリスク

仕組みを変えずに最初に書いた表のような目標設定をしていた場合に起こりえるリスクはなにか。

コレについても前述したように大きく2つのことがあげられましたね。

本来しなければならないことが達成できない

もし最初に書いた表のような目標設定をしていると100%以外は必要最低限以下という構図です。

どんなに頑張ったとしても必要なレベルに届いていないからです。

そうすると先に書いたように誰かが困るといった状況に陥ります。

例えば、なにか行政手続きをしなければならない時に達成できないと自身になにかしらのペナルティが発生することも。

確定申告などは良い例です。

一見すると色々な用語が散りばめられた申告書を見ると嫌になるでしょう。

いざ確定申告をするにしても、わからない人にとって「調べる→書く」の繰り返し。

しかしながらそれを繰り返しているうちに集中力は途切れてきます。

そして、結局やらずに終えるという人も中にはいるでしょう。

確定申告をしなければならないのにできない場合は「追徴課税」がペナルティとして与えられますよね。

この場合の必要最低限は…

今回の例にある確定申告では2つのやるべき理由があります。

1つは正当な納税のためで、もう1つは減税です。

このうち絶対にしておきたいのは1つ目の「納税」ですよね。

「減税」は自分の利益が少なくなるくらいのものなのでペナルティはありません。

ということは必要最低限必要なのは「納税」です。

この際に「納税」を目標としてしまうと途中で挫折しがちですが、もう一方の「減税」を目標とすればたとえ達成できなかったとしても「納税」は達成できるので問題は無いですよね。

「減税」できなかったとしても自分の利益が減るだけです。

評価に影響がでる目標設定もNG

もう1つが「評価に影響する」ということ。

これは先に書いたような「達成=必要最低限レベル」の目標設定による二次的な影響です。

すべきことができていないというのは評価にも影響してきます。

「確定申告」の例にあるような金銭的なペナルティだけで済めばいいです。

しかしながら、それによる評価の低下はなかなか穴埋めできないこと。

納税していることが要件となっている他制度が使えないといったこともありますからね。

高い目標を設定していれば評価も気にならない

はじめに書いた「会議資料」の例に関してもそうですが、やるべきことができていないと評価に関わります。

「大事な事をやらない可能性のある人」とは一緒に仕事をしていてもリスクになりますからね。

ではどうすればよいかというと。

これもまた目標達成までの過程の途中で「必要最低限」を達成できていれば問題ないですよね。

自分の目標が達成されなくても必要とされるものは出来上がっているわけですから。

自分は「目標達成失敗」と内心思っていても、他者は「良いね」と思ってくれるということです。

自分の内心は他者には関係ない

時折、きちんと成果が出来上がっているのに「失敗」と言っている人もいます。

ただ、それは他者には関係ないことだと自覚することも大事です。

自分の目標はあくまで「自分自身の目標」であって他者のものではありません。

必要な基準に沿って準備するのが他者の要望なので、それを満たしていれば良いこと。

「失敗かどうか」は自分の自己満足であるため他者には関係ないのです。

失敗だと思うのなら自分で勝手にそう思って更に努力すればいいこと。

それを他者に言ったところでどうにもなりません。

むしろ「もっと良くしたかったけれどどうすれば…」ということに集中したほうが良いですよ。

高い目標を設定する方法

ここまで「本来より高い目標を設定すること」について色々と書いてきました。

では、実際に目標設定するには何をすべきかということも書いておきます。

本来より高い目標設定に必要なこと

目標設定の時は大抵の場合、「なすべき事」を目標とします。

が、それでは従来の目標設定となってしまいますね。

今回のような「なすべき事」を目標達成の過程の途中に配置するには以下のようなことが必要です。

「なすべき事」をできるだけ鮮明に想定する

「こんなレベルならもっと良い」を想定

「なすべき事」は80%の位置、「こんなレベルならもっと良い」を100%に配置

こんな流れでやると良い感じに仕上がります。

実際にやってみましょう。

例)目標:会議で必要な資料を作成する

ということで、記事の冒頭であげた例で目標設定してみましょう。

実際にやってみたほうがイメージがつきやすいと思います。

まずは「なすべき事」の設定でしたね。

「なすべき事」はなにか

今回の例題の場合、なすべきことは何かというと「会議の資料をまとめる」ということですよね。これを更に落とし込んで考えてみましょう。会議資料に必要なのはなにか。例えば新しい事業に関してのプレゼンであればその事業の内容や事業展開していこうとしている現段階での状況を記載していくことになりますね。その中で必要なことは何かを考えていくのです。「事業内容の説明」「世の中ではどんなニーズがあるのか」「実際に行われている類似事業」「コスト面」なんかが必要となるのではないでしょうか。

次に必要なのは「こんなレベルならもっと良い」ということ。

「こんなレベルならもっと良い」とはどんなレベル?

「なすべき事」についてはまとめたとは思います。が、実際に説明するとしたらどのような追加情報があれば丁寧でしょう?また、どんな表記のさせかたが良いでしょう?例えばグラフを用いたり、実際の街の人の声をあげてみたり、商品がイメージしやすい画像やデモがあれば良いのかもしれませんね。いずれにせよ、「なすべき事」をベースとした思考になりますよね。

これらを踏まえたかたちで達成過程を作成します。

「なすべき事」は80%の位置、「こんなレベルならもっと良い」を100%に配置

これら2つをそれぞれ達成までの過程に当てはめていきます。イメージとしては80%達成のところで「なすべき事」が達成され、100%達成できたら「こんなレベルならもっと良い」という状況になるように目標設定しましょう。こうすることで、100%にまで達しなくても必要最小限までは達成できるようになります。

以下に冒頭であげた表を上記手順で作った場合を想定して変えてみます。

例)目標:会議で必要な資料を作成する
過程 行うこと 作業完成度
資料構成を考える 大枠を考える

項目設定

集める情報を確認

25%
必要な情報収集 情報を集める

PC・本・自社データ

50%
まとめる 情報整理・情報選択

文字起こし

75%
製本 製本資料セット 80%
完成‼ グラフ・表などの別紙資料を添付 100%

こんなカンジになります。

目標設定だけでは改善はされない

本来の目標よりも高い目標を設定について書いてきました。

が、これだけですべてがうまくいくわけではありません。

当然、自分の頭の中で「本来の目標は80%程度の完成で…」などと言った考えがあれば何も変わりません。

人間は当初の目標よりも達成度は下がる可能性は少なくありません。

誰しも多かれ少なかれ怠惰な気持ちはありますし、環境やモチベーションにもよりますからね。

そのため自分自身も100%を目標に取り組むことを忘れてはいけません。

うまく目標設定をして行動し、心理面から達成への取組方を変えていきましょう。

それでは、また。