【説明したのに…】理解してもらうには共通のベースが必要

こんにちは、リュウです。

普段は就労継続支援B型と母体のNPO法人の運営をしています。

支援や作業受注、法人の運営にあたっての人との関わりなど、色々な場面で他の人に説明をすることがあるのですが、人によって理解の程度って違いますよね。

伝わらない場合は方法を変えて説明はしてみるものの案外伝わらないことも多いんですよね。

今回はそんな時に使える「理解してもらうのに必要なポイント」について書いていきます。

説明→理解のために必要なポイント

相手に理解をしてもらうには「共通のベース」が必要になります。

共通のベースがあれば理解は深いものになります。

共通のベースとは?

ここでいう共通のベースとは、知識や情報、価値観やモラル等といった判断の基準となるものを示します。

説明をしていてもここの部分が共有できていないと理解は深まりません。

逆にベースが共有できているとあまり説明しなくても理解してもらうことだってできます。

たまに「阿吽の呼吸」なんて言葉を聞きますが、コレは相手がどのようなことを考えて行動するかを理解しているからこそできることなんですよね。

なぜ共有する必要があるのか

ベースを共有する必要があるのは、人はそれぞれ違うためです。福祉の現場では個別支援なんて言葉を使いますが、コレもまた人として個々の違いがあるためですよね。

そもそも人間1人ひとり違うのは当たり前で、1つの事柄について色々な捉え方をし、人によっては肯定的に捉えるであろうし、人によっては否定的に捉えることだってあります。

そういった個々の違いのある考え方を理解してもらうということは、当然自分の考えを理解してもらうことなので自分の判断基準を知っておいてもらわないと理解はしてもらいようがありません。

理解してもらうことと同意することは違う

ちなみに、ベースを共有すると理解してもらいやすくはなります。

が、理解してもらうことと同意・共感してもらうということは違います。別問題。

当然ベースを共有してもらい理解はしてもらうことはあっても、その価値観が相手とあまりに違う場合は「理解はするけれども自分とは違う考えだ」という返答があることも。

これもまた個々によって価値観等は違うため当然あることで、同意・共感してもらえないということは当たり前のように起き得ることです。

これはベースをどんなに共有してもらったところで達成することはできないことなので、そのことは覚えておきましょうね。

共有のために必要な説明

ベースを共有するには説明することが必要ですよね。何よりも説明しないと始まりません。

説明をする際には色々な方法がありますが、一般的に口頭で説明することが多くなります。

ただ、僕の経験上で言えば人によって口頭では伝わりにくいという人も案外多く、文章や図説でなければ伝わりにくいという人もいます。

必要なのはベースを共有できるようにすること

「社会人なんだから…」「大人なんだから…」などと口頭で伝えようとする人もいますが、案外こういった方法で伝えてもわからないという人は少なくないです。実際に何度説明しても伝わらない・理解しないという人に図を書いて説明したらすんなり理解できたということもあります。

社会人であろうが、大人であろうがわからないものはわからない、能力の凸凹ってあるものなんですよね。

なにがなんでも口頭で伝えよう、もしくは理解しようとする人がたまにいますが、それってあまり意味が無いことであって、必要なのはベースを共有して理解を深めることです。

なので相手に伝わりやすい方法でベースを伝えていくことが必要です。

実際にベースを共有するには

自分の価値観や大事にしているモラルをベースとして共有するには、自分の意見としてこのような価値観・モラルを持っているということを率直に伝えることが効果的です。

例えば「自分としては〇〇というカンジで考えることが多いので」や「モラルとして〇〇というのが一般的ですよね?」といったカンジです。

これによって「この人はこんなカンジで考える人なのね」と捉えたり「この人にとってモラルはこんなカンジか」などといった捉え方をしてもらうことができます。

結果、「この人の考え方はこんなカンジで考えるから、今の説明のような判断になったんだ」という理解が進むわけです。

共有していないと理解が進まないのは

このように理解が深まる過程を考えてみると、自分の思考過程を理解してもらうことでこのような判断になったという流れを相手にわかってもらうことができます。

ただ自分の意見を述べただけだと、なぜそのような判断に至ったかを理解してもらうことは難しいですよね。

つまりは理解を深めるためには思考過程と判断結果を伝えることが理解が深まると言うことです。

先にかいた「阿吽の呼吸」に関しても同じで、「この人はこのように考えるから判断としてはこうなる」といった形で考えて動くからっこそ結果として連携した動きができるわけですね。

理解してもらうにはベースを共有して思考過程をイメージしてもらおう

ということで、今回の記事のまとめです。

理解を深める上で必要なのは思考過程→判断といった流れを相手に知ってもらうことが必要で、これができることで理解が進むと書いてきました。

結局、人間1人ひとり違うため思考も能力も違います。

ベースを共有する際にも個々の能力の違いから様々な方法で伝える必要がありますし、それによって伝わる「個性」によってどのように思考し判断に行き着いたかを丁寧に説明していくことが必要です。

当然、このように理解を深めてもらうためには説明には長い時間を必要とします。

しかしながら、そういった工程を踏むことで理解を深めてもらうことができ協力などを受けられるようになると自分にとって追い風にもなりえます。

他者との関わりは非常に時間と労力を費やすものではありますが、「ベースの共有」はしておきたいところですね。

それでは、また。