こんにちは、リュウです。
今日の記事は、転職に悩む人に対しての記事です。皆さんはこんな悩みありませんか?
- 今の職場はブラックだ。
- 転職したいけど家族もあるのでやめられない。
- 他の仕事につけば給料も上がるかな?でも自分はこの仕事しかないし。
こんな人、そろそろまじめに考える時期になってきていませんか。
今日の記事を読んで自分の今後について考えてみてはいかがでしょうかね。
転職するのは簡単
転職は非常に簡単です。
やめて新しい仕事に就くだけのことです、それ以外何でもないです。
僕はこれまで2回の転職と4つの副(複)業経験があります。
環境を変えるのは大変なこともありますが、環境の変化が自分にとってプラスに働くことが多かったので周りには転職や複業をすすめています。
普段から色々な人に転職でもすれば?と言いますが、返ってくる言葉はたいていはやめたいけどやめられない、今の仕事しかできないといった声です。
そもそもなことを言うと
そもそも家族がいるといいますが、なら別れれば?という話。
きついのにそれをこれからも強いるパートナーと一生一緒にいるのかい?と。
そんなんだったら会社も家庭もブラックじゃないか?という話です。
別に離婚を推奨するわけではありませんが、悩んでいるのならパートナーに相談したほうがいい。
それから家があるからということですが、なら売るなり貸すなりすればどうかと。
僕の場合はローンを何十年も払って家を建てるメリットはわからないので買ってませんし、買うなら稼いでからめっちゃ遊べる広さの庭がある家を一括で買います。
というか今一時の欲求で家を買って、年々老朽化していく我が家に不安を持ちながら老後を過ごして、死ぬときにボロの家で死ぬのだけは勘弁です。
「簡単に言うなよ」という言葉が返ってきそうですが、それしか選択肢はないので相手の立場や感情も関係なく言っているのです。
現状をよく見てみようということ
別に今の生活を壊せという話や今の生活から離れられないならあきらめろという話をしたいのではなく、
それは今一時の思い込みであるということです。
こんな話をしていると経験がないからなんて話もありそうですが僕も以前ひどいパワハラに悩んだ時期もあり、
毎日朝が来るのが嫌だった時期もありました。
その時は僕も転職に対して同じことを考えていました。マインドブロックっていうんですってね。
変化をもたらしたのは一言だった
そんな僕は以前から良くしてもらっていた大学の教授のところに行きました。
最初は仕事を辞めたいだのなんだのと話していたら「社会なんてそんなものよ。そんなことを言っていてどうなる」なんて話していましたが、
パワハラの話になったとたん表情が一変した。
「すぐにやめなさい」と。
今までの内容と全く違うので最初は頭が混乱して、とうとう教授ももうろくしたのかなんて思いました。
あとから聞いた話、最初はよくある話だと思っていたようですが、聞いていくと明らかにパワハラなのでと。
言われると思っていなかったことなので、僕は上で書いたようなありきたりな不安をぶつけました。
ただ、教授は顔色かえずに続けました。
「家族いるならなおさらやめるでしょ、今倒れたらどうする?家族の為なら今の仕事以外にも稼いで食べさせていくことはできるでしょ。
嫁もいるだろうし。給料下がるなら副業でもなんでもやればいいでしょ。それでもダメなら朝晩ぶっ通しでも働け。」と。
唖然としましたね。(笑)当時は大学教授のくせして朝晩働けだと?とさえ思っていました。
さっきまでの内容と全く違うし、できるかどうかも分からないし教授が責任を取ってくれるわけでもない、
何より頭がついていかなかった。
ただ、よくわからないが納得はできた。
生活するってことは金が必要で、それは今の仕事でなくてもいいということ。
そしてももう一つ、それ自体を考える余裕がなくなっていて、自分で今以上の生活は無理だと思い込んでいたことだった。
仕事に殺されるのはもうウンザリだ
当たり前のことでも見失ってしまうのが忙しさ。
忙しいは「心」を「亡くす」と書きますが、心というか余裕というか僕の経験から言ってあきらかなのは思考力と視野を奪います。
問題になるのは過労死などがありますが、肉体的に死ぬ前に精神的な死がその前にはあります。
肉体的に死ぬまでいかなくても、精神的に死ぬことは自分にも起きたことなので案外あり得るものなのだろうなと思っています。
だからこそ転職を周りにはすすめていきたい
人の人生なので生き方は自由、どんな選択をしてもそれは本人の決めたことであれば何ら問題はない。
僕もワーカーなので本人の希望であればそれでいいと思う性分だ。
ただ環境でそうならざるを得ないのであればそれは話が違うし、できるだけ他人だけれども楽しく生活を送ってほしいと思う。
だからこそ、時には無責任に言い放つこともある。仕事なんてやめてしまえと。
取り柄が無いなんて言うな
取り柄がないという人がいるが、それはただ単に経験がないというだけだとも思う。
今の時代どんな生き方でも人に迷惑をかけない範囲であれば許されるだろう。
取り柄がないという言葉は不適切で、取り柄となるものと出会っていないという話であって最初は誰だってそんなもんだと思う。
実際僕の事業所に来ている通所者をみればそれを実感するし、取り柄に出会えないことで人間が精神的にダメージを受けていくことも理解できる。
ただ、一人ひとりは何かしらの得意があって不得手があるのだから、それを探せばいいことだ。
考え方の転換をしていこう
もうひとつ経験として言えるのは、精神的にダメージを食らうと復帰するのは難しくなるということ。
僕も過呼吸やパニック発作が発症してからは、発作が起きると明らかに思考力が低下する。
今この記事を書いているが、この前発作が起きてからは明らかに低下している。
おそらく文体にも表れているであろうから気づいた人もいるかもしれない。
気づいた人はとても観察力があるだろう。次の転職には是非その能力を活かしてほしいと思う。
僕の場合は一度発作が起きると一か月程度は判断が鈍る。だから判断を他の複数名に少しずつ分け与えるようにしている。
頼まれた相手は普段の生活からすれば大変になるであろうから、体調がよくなったら十二分に感謝を言葉と行動で伝えるようにはしている。
精神的にダメージを受ければ、こんな風にできないこともあるが他の人に協働してもらえれば何のことはない。
精神的にダメージを負ってもこんな風に働くことはできる。ただ、そのための考え方の転換は大事だ。
なによりダメージを食らいまくる前に速攻離脱をするのがベストだ。
一番大事なのは
一番大事なのは自分自身ということ。
体調を崩したら、働くことなんてできなくなる。働けないとお金も入ってこないということだ。
当たり前だという声もあるだろうが、それ自体わからなくなるのが多忙による弊害だ。
実際これも僕が経験したことなので言えることだ。
前職ではとても忙しく、家には寝に帰る感じだった。体調を崩していても今体が動けばいいという考えに取りつかれていた。
ある時体調を崩したときに嫁に言われた。「仕事辞めれば?」と。
今思い返してみれば、僕の付き合いのある人はいつもこんなカンジだ。
僕が理解できないことを言ってきて、何かを気づかせるタイプの人間なのだろう。
というよりは僕が理解できなくなっているときに的確な言葉を発せられる人間をちかくに置くのだろうが。
嫁は恐ろしく冷静で僕の当時の年収をあげそれを40年間として計算し、僕が精神疾患を患い障害年金となった場合の金額・年額を引き合いに出した。
また、精神疾患のひと月当たりの治療や娘の養育費なども計算に入れ話をしていたことは覚えている。
恐ろしく的確で、(あの当時は思考力が衰えていて詳細は覚えていないが、)その場で納得をせざるを得なかったのは事実だった。
人間の思考低下というのは恐ろしいもので、普段僕が一番得意とする分野の話を自分では理解できなくなるのだ。
もうひとつおまけに
さらに言えば嫁にいわれた働けなくなることと転職して働いていられるようになることの引き合いについては
教授からも同じく言われていたことだということ。
同じことを何度も言われるのは僕が学んでいなかったことともいえるが、人間は同じことを繰り返すということでもある。
つまり今から転職しても同じことを繰り返すことはあり得ることなので仕方ないこと、そうならないように日々精進して
思考過程を変えたり環境を変えたりすることも必要だということを言いたい。
転職だけでは変わらないが、1つの転換にはなるということ
ずらずらと駄文の積み重ねになったともいえるが、今回の記事では僕の体験を中心に書いてきた。
要するにこの記事では
最近では転職を考える人も周りで増えてきており今後に期待できる人も多くいるし、何より今の状況に疑問を持つという思考を再度始めたことが大事なことだと思う。
僕のように一度壊れてしまってからでは遅い、少しでも今の状況が改善してみんなが働きやすい時代になって欲しい、そのためにこの記事の駄文が一つでも役立てばと願う。