福祉職の20代・30代からのキャリアアップ(自己ブランディング力向上)

  • 2019-12-28
  • 2020-03-15
  • CAREER

僕はたまに大学等で行われる学生向け講習などの講師として声をかけていただけることがあります。

その内容は悲しいかな本職の福祉専門職としてではなく、キャリア形成に関する研修が多いです。呼んでもらえるだけありがたいと思いますが。(笑)

研修で学生さんからは「どのようにキャリアアップしてきたの?」なんて聞かれるので今日はそれに対する記事を書いていきます。

なので、この記事に関しては学生さん以外にも以下のような悩みを持つ人たちに読んでいただきたい記事です。

  • キャリアアップってどういうこと?
  • どうすれば福祉の現場でキャリアの蓄積ができるのか?
  • 福祉分野の分野でキャリアを活かすにはどうすればよいのか?

ちなみに僕の場合は、社会人になっての1度目は病院へ就職し2年で退職。

その後、社会福祉法人で1年間臨時職員として働き、次の年からは正職員として採用。採用と同時に障がい者施設の管理者となりました。管理者は2年間、その後は相談員支援専門員を1年間して退職。

現在の法人に来てからは1年間1番下っ端としてせっせと働き、次の年からは法人代表兼サービスの責任者として法人運営と支援、マネジメントをしています。

社会人歴の年数の半分以上は管理運営に携わってきました。

講師として声をかけてもらうのはそういった経歴が影響してのようです。

キャリアアップについて確認

キャリアアップという言葉はよく聞きますが、改まって調べることもあまりないと思うので確認。簡単に言うと以下の2点。

  1. 知識や能力においてより高い専門性を身に着けること
  2. 自身の経歴について高めていくこと

つまり知識・能力を高めて何か専門分野の経歴を持つという感じでしょうか。

これはあくまでも僕の経験からなのですが、キャリアと言っても福祉分野でのキャリアも色々あって簡単に分けるとこんな見方もできます。

  • 支援技術キャリア:介護技術や面談技術、制度利用などの経験
  • 研究キャリア:統計、制度政策、QOLなどについての研究
  • 運営管理キャリア:管理者、責任者、代表職等の経験

このように福祉といっても色々なところにキャリアになり得る要素が存在しています。僕の場合は支援と運営管理はしていますが、研究キャリアは薄いです。

キャリアの蓄積の仕方

キャリアアップは案外知らず知らずのうちにしていることがあります。

学生さんにキャリアアップの方法について聞かれるのですが、実際のところ自分では意識してキャリアアップしてきたわけではありません。

方法を上げるなら以前の記事にもあるように目標設定を変える程度でしょうか。→https://local-weekend.com/仕事で結果を出すための思考と目標設定方法/

自分のキャリアについて気づかされたのは、講師として呼ばれるようになって初めて実感したところです。

ただ、このことを考えてみるとキャリアというのはあくまでも自分だけで構成されている要素ではないということも僕自身わかってきました。

キャリアアップと言えば「本人の頑張りが売りになる」と考えがちですが、実はキャリアは「相手が認めて初めて売りになる」ものだということです。

逆に言うならば、自分ではキャリア形成しなくても相手にとってキャリアと認められればそれで成立してしまうものも存在し得るということ。

つまり…

  • 自分の知識・能力の向上、経歴を形成
  • 自分がキャリアであるという認識を持つこと
  • 他者がキャリアとして認めること

この3つのステップがキャリアアップでは必要になるといえます。

自分で「自分のキャリアは…」なんて言っていても他が認めなきゃ相手にはしませんしね。

身を置く環境によってキャリアの評価は変わる

3つの要素の中で最も重要なのは他者からの認識ですが、地域や年齢層、分野が変わるだけで同じキャリアの持ち主であっても異なる評価を得ることがあります。

周りの持つ知識、技術、経験のレベルと比べてあなたのキャリアが高度であれば評価は必然的に高まります。

例えば、高度な研修の講師としてはキャリア不足であっても初心者コースの研修であれば十分に講師を務められるといったように、自分よりも経験の浅い人たちは存在しておりそれらの人たちを対象としていくことができます。

僕たちが日ごろ業務で学んでいること一つひとつは他の誰かの大切な学びへとつながります。

特別なことをするよりもまずは日ごろの業務をしっかりとこなしていくこともキャリアアップには必要なことであるといえますね。

キャリアを活かしていくには

前項でも書いたように対象設定を変えることによって色々とキャリアの活かし方は出てくると思います。

専門性を高めればプロの養成として高度な研修をすることができますし、自分として自身が無い段階であれば確実に教えられる内容をチョイスして初心者講座を開くこともできます。

福祉分野では具体的に以下のような活かし方があると思います。

  • 事業化する:既存のサービス、新たなサービス
  • 講師となる:大学や訓練校の講師、オンラインセミナー等
  • ノウハウ発信者:ブログやyoutubeなどで発信

一番多いのは事業化したり講師となったりすることです。

キャリアを活かし同じ種別の福祉サービスを提供をしたり、現在のサービスでは補いきれない部分に対するサービスを新たに作り出すこともできます。

同じ種別の福祉サービス提供であれば、普段やっていたことをそのまま自分で再現することで上手く事業を回していくことができるでしょうし、新たなサービス創設には今までの経験から必要なことが明確化することができるでしょう。

また講師として次世代の育成のため資格・技術取得に携わることもできるでしょう。

最近では育成校などでの教育者の不足が問題となっているところもあるようです。そういったところに入って自分のキャリアを次世代の人たちに提供することもできます。

最近ではこれらの他に発信者としてキャリアを活かすこともできます。

僕もこの分野に入ります。ブログを使って今までのキャリアを活かした福祉分野での働き方などについてノウハウなどを発信し自己ブランディングを進めていく形になります。

僕の場合は研修の講師をした際に伝えきれなかったことや質問に上がったこと、研修の内容を振り返りを行ってもらうために発信しています。

今までの福祉の常識とは少し違った価値観が僕たちの会社にはあるので、そういったことも伝えていければと思ってのことです。

ブログやライティングなどが不慣れなこともあってまだまだ伝えきれないこともあるとは思いますが、今後はもっと伝えていけるようにしたいと思っています。

まとめ

キャリアアップについてみてきましたがいかがでしたか。

色々な方法があり、活かし方も様々です。

いずれにせよ自分がどの分野でどのようにキャリアを活かしていきたいかが重要となります。

ブログタイトルでも取り上げたように2・30代からキャリアアップのための鍛錬は始められます。

むしろ福祉分野はまだまだ発展していく分野ですので早い段階でキャリアアップしていくには良い分野であると思います。

これからの自分の存在意義は自分たちで作り上げていく必要が出てきます。

この機会に一度自分のキャリアアップについて考えてみてください。

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