・単位って書いてあるけど、どういう意味?
・自分の事業所がどのくらいサービス費をもらっているのか知りたい
・級地っていうのは?
障害福祉サービス費についてこんな疑問を持つことはありませんか?
障害福祉サービスについて学んでいると、
必ずぶつかるのがこの「単位」と「級地」です。
今回はそんな疑問についてお答えしていきます。
1単位っていくらのこと?
障害福祉サービス費について学ぶと「〇〇単位」といった表記を目にします。
これは障害福祉サービス費等を示す表記なのですが、
の意味で使われています。
そのため、例えば「590単位」とあれば「5900円くらい」という意味になります。
金額の話なのに「くらい」?
「リュウさん、適当なのは顔だけにしてくれ‼」
そんな声が聞こえてきそうですが、決して適当なことは言っていません(笑)
実は単位あたりの金額というのはその地域によって違います。
これは「地域区分」という仕組みがあるからです。
地域区分とは
介護保険における「介護報酬」でも用いられている仕組みです。
人件費等に地域格差があるのはみなさんもご存知のとおり。
そのため、サービス提供に要する費用は地域でも少しずつ違いますね。
そうした地域格差を考慮して地域における平均的な金額を勘案できるようにしています。
だから「くらい」と曖昧な表現にしたんですね。
地域区分でのちがい
では、「地域区分」でどの程度違いが出るのかというと。
地域区分は「級地」という区分で分けられ、「1級地から7級地まで」と「その他」という区分の計8つに分けられます。
また、地域区分ではサービス種別も関係してきます。
同じ級地であったとしてもサービス種別で1単位あたりの金額は違います。
例えば、
就労継続支援B型の場合
「1級地」だと1単位「11,14円」
「その他」だと1単位「10円」
居宅介護の場合
「1級地」だと1単位「11,20円」
「その他」だと1単位「10円」
といったように「級地」や「サービス種別」で違う。
地域区分について調べるなら
こうした「地域区分」については、
リンク先:厚生労働省